静岡県型聴覚障害児療育モデル事業
シェパードセンター療育プログラム導入の目的
聴覚障害は、医療機器や治療方法等の進歩により、早期発見・早期治療(人工内耳や補聴器等の装用)と適切な療育を組み合わせることで、音声言語によるコミュニケーション能力を十分に発達させ、地域社会に参加する力を育むことができます。
静岡県では、新生児聴覚スクリーニング検査の実施を契機とした支援体制の整備により、聴覚障害児への早期介入までの仕組みは整いつつあります。一方で、0~3歳の人工内耳装用児に対する体系的な療育体制が十分に整備されていないことが課題となっていました。
この課題を解決するため、難聴児の音声言語獲得支援において50年以上の実績を持ち、先進的な療育手法を確立しているオーストラリアの「The Shepherd Centre(シェパードセンター、以下TSC)」の療育プログラムを導入することとしました。
本事業では、難聴児が聴覚を最大限に活用してコミュニケーション能力を育み、地域の通常学級で学ぶことができる言語能力を身につけ、将来、社会のさまざまな場面で活躍できることを目指しています。
TSCと静岡県との三者協定に基づき、地方独立行政法人静岡県立病院機構 静岡県立総合病院を実施主体として、現在、パイロットモデル事業を実施しています。
静岡県では、新生児聴覚スクリーニング検査の実施を契機とした支援体制の整備により、聴覚障害児への早期介入までの仕組みは整いつつあります。一方で、0~3歳の人工内耳装用児に対する体系的な療育体制が十分に整備されていないことが課題となっていました。
この課題を解決するため、難聴児の音声言語獲得支援において50年以上の実績を持ち、先進的な療育手法を確立しているオーストラリアの「The Shepherd Centre(シェパードセンター、以下TSC)」の療育プログラムを導入することとしました。
本事業では、難聴児が聴覚を最大限に活用してコミュニケーション能力を育み、地域の通常学級で学ぶことができる言語能力を身につけ、将来、社会のさまざまな場面で活躍できることを目指しています。
TSCと静岡県との三者協定に基づき、地方独立行政法人静岡県立病院機構 静岡県立総合病院を実施主体として、現在、パイロットモデル事業を実施しています。
パイロットモデル事業の流れ
| 令和6年度 | 静岡県立病院機構、静岡県、オーストラリア・シェパードセンターによる協定を締結 オーストラリア・シェパードセンターにおける実地研修を実施 |
| 令和7-8年度 | TSC職員による現場指導の実施 TSCの知見を活用した難聴児への療育および家族支援の実施 TSCの療育プログラムを基に、静岡県の実情に即した療育プログラムの構築 |
| 令和9年度 | TSC型静岡県の療育体制を構築 継続的な療育施設の整備・運営に向けた準備を推進 |
TSCが行っている療育の特色
充実したサポート体制
多職種チームによる早期介入・早期支援
ファミリーカウンセラー、スピーチ・ランゲージ・パソロジスト(SLP:音声言語療法士)、オージオロジスト(聴覚専門士)が連携し、早期介入・早期支援子どもと家族を包括的に支援します。
専門職が連携した人工内耳の調整
SLPとオージオロジストが同席し、聞こえの状態と言語発達の両面から人工内耳の調整と評価を行います。
Auditory Verbal(聴覚言語療法)を基盤とした家族中心の療育
家族が日常生活における支援の中心となり、補聴器や人工内耳を活用しながら、子どもの「聞く力」を最大限に引き出し、「話す力」の発達を支援します。
日常生活に根ざした実践的な支援
保護者への支援やカウンセリングを通じて、家庭での語りかけや遊び、コミュニケーション方法を共有し、子どもが日常生活の中で聴覚を最大限に活用できるようサポートします。
エビデンスに基づいた言語評価
50年以上にわたり蓄積された豊富なエビデンスに基づき、聴覚障害児一人ひとりの音声言語能力を適切に評価します。
また、聴覚分野の専門家のために開発されたデジタルツールや独自の聴力・言語評価法を活用し、発達段階や聞こえの状況に応じた質の高い療育を提供します。
多職種チームによる早期介入・早期支援
ファミリーカウンセラー、スピーチ・ランゲージ・パソロジスト(SLP:音声言語療法士)、オージオロジスト(聴覚専門士)が連携し、早期介入・早期支援子どもと家族を包括的に支援します。
専門職が連携した人工内耳の調整
SLPとオージオロジストが同席し、聞こえの状態と言語発達の両面から人工内耳の調整と評価を行います。
Auditory Verbal(聴覚言語療法)を基盤とした家族中心の療育
家族が日常生活における支援の中心となり、補聴器や人工内耳を活用しながら、子どもの「聞く力」を最大限に引き出し、「話す力」の発達を支援します。
日常生活に根ざした実践的な支援
保護者への支援やカウンセリングを通じて、家庭での語りかけや遊び、コミュニケーション方法を共有し、子どもが日常生活の中で聴覚を最大限に活用できるようサポートします。
エビデンスに基づいた言語評価
50年以上にわたり蓄積された豊富なエビデンスに基づき、聴覚障害児一人ひとりの音声言語能力を適切に評価します。
また、聴覚分野の専門家のために開発されたデジタルツールや独自の聴力・言語評価法を活用し、発達段階や聞こえの状況に応じた質の高い療育を提供します。
TSCによる研修内容

専門知識・理論の習得
・補聴器、人工内耳を活用した家族中心の療育理論
・TSC作成の FLI-P、REDDIを用いた評価手法
・言葉の音の特徴と発声能力の成長についての学習
・保護者による療育手法の習得と保護者支援の展開
・人工内耳調整手法の学習
TSC療育手法の実践(実践)
・対象児への個別指導の実施
人工内耳装用前後の0~3歳の難聴児(年間約10名を予定)、継続的な支援を基本とし、翌年度以降も引き続き療育を実施。
・療育動画の共有によるTSCからの技術指導
・これら技術の定着のための詳細な助言・評価
・補聴器、人工内耳を活用した家族中心の療育理論
・TSC作成の FLI-P、REDDIを用いた評価手法
・言葉の音の特徴と発声能力の成長についての学習
・保護者による療育手法の習得と保護者支援の展開
・人工内耳調整手法の学習
TSC療育手法の実践(実践)
・対象児への個別指導の実施
人工内耳装用前後の0~3歳の難聴児(年間約10名を予定)、継続的な支援を基本とし、翌年度以降も引き続き療育を実施。
・療育動画の共有によるTSCからの技術指導
・これら技術の定着のための詳細な助言・評価
療育プログラム

画像はイメージです
1 Learn & Listen (個別療育プログラム)
TSCの指導・助言のもと、親子がともに参加する療育プログラムの実施手法や基本理念を導入し、家族中心の療育体制の構築を進めます。
TSCの指導・助言のもと、親子がともに参加する療育プログラムの実施手法や基本理念を導入し、家族中心の療育体制の構築を進めます。

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2 Talk Together (集団療育プログラム)
生後6~12か月頃のお子さんとご家族を対象とした集団療育プログラム
親子で参加する全8回のプログラムを通して、お子さんの「聞く力」「ことばを育む力」を支援します。
プログラムでは、日常生活の中で実践できる語りかけや遊びを取り入れながら、お子さんとの関わり方を学びます。
また、保護者が難聴や療育について理解を深める機会を設けるとともに、同じ立場のご家族同士が情報交換や交流を行える場を提供します。
生後6~12か月頃のお子さんとご家族を対象とした集団療育プログラム
親子で参加する全8回のプログラムを通して、お子さんの「聞く力」「ことばを育む力」を支援します。
プログラムでは、日常生活の中で実践できる語りかけや遊びを取り入れながら、お子さんとの関わり方を学びます。
また、保護者が難聴や療育について理解を深める機会を設けるとともに、同じ立場のご家族同士が情報交換や交流を行える場を提供します。

